心のありかた。

黙祷。寄り添い。まだ終わっていない。あの時に気付いた大切な事を思い出す。考える力。想像力。自己内省。感性を失わないように。奥深く理解するために必要な感性。

日本の礼儀作法というのか、振る舞い、マナーでしょうか。昔からあるものです。その中の「残心(ざんしん)」という言葉があり、お辞儀は頭を下げるまでがお辞儀なのではなく、頭を上げて元の姿勢に戻り、少し間をおいてから、つまり相手に対する心を残してから次の行動に移ることを忘れるべきではない。これを「残心」という。字のごとく、相手への心を残すことで、お辞儀そのものにもゆとりが出てくる。元の姿勢に戻るまでに髪の毛の乱れを気にして手を持っていったり、すぐに次の行動に移ったりすると、相手を軽視して失礼なお辞儀になってしまう。どんな時にも、お辞儀は最後まで心を残すことが大切である。

また茶道では、客の姿が見えなくなるまで見送り、さらにその後、客を偲んで茶を点て、一人静かに飲んだという。お客様がお帰りになったからとて、すぐに次の作業に取り掛かるのではなくて、相手に対する心を残すこと。

とあり。想像するだけで美しい姿であり、心に残るものですよね。日本人の心ありかたの大切さに心が動かされます。日本の礼儀や作法、マナーは「相手を大切に思う心」で振る舞うもの。一つ一つ思いだして行くと、自分のためではなくて、相手や周囲の方を思う心があると思います。

別れた時に悔いを残さないよう、どのような時も、精一杯思いを込めて向き合う。すべては心のありかた。その結果が自分だけに限らず世の中の動きにも出てくる。一人一人の事の結果が世の中に映し出されていく。

思いやる心を常に忘れることなく、一瞬一瞬を大切に、謙虚に生きていきたいものです。

 

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